皆様こんばんは
山口勝美です
今日の羽生結弦君のGPファイル男子フリーで見せてくれた迫真の演技は正に息を呑むような演技でもありました
型のあるものの宿命
それがエンターテイメントであり演技者『型のあるものの宿命』
9月に放送された内容が、今日フィギュアスケートのGPファイナルにおいて、羽生結弦君が、野村萬斎さんから言われたシーンがまた放送されていて、その言葉がすごく印象的でした
狂言もスケートも、「型」つまり「基礎」を正しく身に着けることがまず最初の出発点となる。
そして、「これはこう跳ぶんだと分かっていても、それを「おお~」と思わせないといけないということが、ひとつ「型」のあるものの宿命」
型」のあるものの宿命とは、なんと重たくずしりと響く言葉か、と思います。
「お客様が期待する以上の事を、自分が思ったよりも上を見せる」
三番叟を例にとり「押すだけではなく「引く」演技の部分もあった方がより効果的に見える」
「お客様が期待する以上の事を、自分が思ったよりも上を見せる」
三番叟を例にとり「押すだけではなく「引く」演技の部分もあった方がより効果的に見える」
毎回、同じプログラムであっても大会シーンは違う環境で、その都度毎に違った意味での感動を与えなければいけない。
そういう意味でも、私たちセラピストが施術をする事でも言えて、お客様にまた違った感動を与える…
更に萬斎さんは…
「基礎として代々受け継いできたものはできないとスタートラインに立てない」「誤作動しないように「型」にはめ込んでそれがいつでもオートマチックにできるようにするって言うのが一つの「型」のあり方」
そんな事を、羽生君に言っていました。
どの様な世界にでも基礎があって、それをきちんと成し遂げる。そこから新しいものが生まれ、それが型になる。
何か私たちセラピストと共通するような気がしてなりませんでした。