とっても良いお天気に恵まれて
青空のなか新しい旅立ちを
見送ってきました。
皆様こんにちは
山口勝美です
実はフェイスブックでは
お知らせしたんですが…
うちの愛猫ドーナッツが
約一ヶ月半の闘病の末、
きのう虹の橋を渡りました。
それで今日は無事に葬儀を行い
さらに小さくなったドーナッツを胸に
いま帰る道中です。
写真は葬儀を行なった西山の風景から撮りました。
ブログをやり始めた当初
時折登場していましたが
最近は滅多にドーナッツのことは
書いていませんでした。
主に仕事にかんするノウハウな記事に
集中していました。
SNSなどで一部の方に慣れ親しんで
頂いていたので、今日はドーナッツのことを
書かせてくださいね。
家に来て約14年ほど
東京で拾われた子猫は
訳あってうちに来ることとなり
現在に至ります。
だんだんと歳もとって来て
最近は、日中は寝てばかりの生活
食欲もあまりなくなり
ある日パタンとくずれるように
床に伏せてから、具合が悪くなる一方でした。
当初は今週いっぱいもつかもたないか
そんなことを言われ続けて
約一ヶ月半の闘病生活
あさ病院へ点滴にいき
私はそのまま仕事へ
そして夜迎えに行く。
そんな生活がしばらく続いていました。
介護している方も
少し良くなったかと思うと
また弱っていく。
そんな姿を見ていてると
とてもやるせない気持ちにもなり
辛かったです。
ドーナッツもかなりしんどかったと
思いますが…
よくがんばりました。
ここ一週間は、点滴の限界もあるので
自宅療養になり
病院通いからは解放されていました。
でも…
亡くなる2日前から、私の気持ちが
どうも落ち着かなくなってきました。
仕事の合間をみては
家に帰って様子をみにいくという状態
「もしかしてもう近いかも…」
そんな思いがよぎりました。
すぐに仕事の調整に入り
さいわいにもセミナーや講座が入って
いなかった時期なので、一部のお客様にご理解と
あたたかいお気持ちを頂いて…
自宅で介護体制の環境を取りました。
そして昨日
お昼12時過ぎに、私はほんの近くまで
備品を買い出しに10分ほど家をあけたんです
帰って来て五分後のことでした。
「ニャー」と鳴いたと同時に、立ち上がろうとして、ふらふらの体が倒れそこから苦しそうに手足を伸ばしたかと思うと、かなりの息苦しさになり
呼吸が荒く、本当に苦しそうになって
私はただただ「ドーナッツー」と涙いっぱいになりながら、声をかけ体をさすってやりました。
「もう楽になりや」
そういったあと、「ギャー」と悲鳴かなんだかわからない、初めて聞くような鳴き声を発したかと思うと、ゆっくりと呼吸がため息になり
カクカクと下顎呼吸になりました。
そしてフーフーと息をし
あくびにかわったかと思った瞬間
心臓が止まりました。
「ドーナッツゥー」
何度も何度も声をかけましたが
ピクリともしない
その瞬間
大声をあげてわたしは鳴いてしまいました。
逝ってしまった…
後は涙が止まらず
どうしたかは覚えていません
気がつくと
しばらくして…
目が開いたままだったので
私はゆっくりとまぶたを閉じてやりました。
でも、いない間にそうなっていたら…
そう考えると、一瞬ぞっとしましたが
待っていてくれたんだ
最後を看取れてよかった。
そう思ってホッとしました。
思い起こせば、うちに来た当初は
本当にブサイクで…
以前のお家で飼われていたときは
先住ねこと仲が悪く…
ストレスが溜まっていて
頬がこけていたんです
それがまるまると太って
こんなに可愛い子に
後から尿道結石にもなり
ダイエットもしたりしましたが…
すみません
親バカで。
でも、ドーナッツがうちに来てからは
家の中が明るくなり
穏やかな家庭になったんです。
とうじ息子達の兄弟関係や、私との関係なんかが
とてもギスギスしていたので
ドーナッツが来たことで
私たちの家庭内の環境は良くなっていきました。
本当にドーナッツには
ありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。
朝いつも起こしてくれて
ありがとう。
帰ってきたらいつも出迎えてくれて
ありがとう。
いつもお留守番をしてくれて
ありがとう。
あなたがいてくれたことで
いっぱい気付かされることが
ありました。
動物達はその
生と死の、その一生をとおして
私たちなは尊い教えを与えてくれるんですね
お母さんは
あなたのことをずっと
忘れません。
さっ…
彼方へ行っても
楽しくくらすんだよ…。
ありがとう。
合掌
最後までお読み頂き
ありがとうございました。