「先生開脚をしてみたいのですが、ストレッチに取り入れて、下半身をスッキリさせたいのですが…どうでしょう」
そんな質問を頂きました。
こんばんは
頭蓋骨から健康美を伝える専門家
山口勝美です
ストレッチの中に開脚を
取り入れたければやみくもに
足を広げることを目的とするのではなく
内股を伸ばす動きと外股を伸ばす動きを
セットで行うようにしなくてはなりません
私は頭蓋骨だけではなく、日常全身のからだの歪みの調整をやっているせいか、体に関する質問も
もちろん頂きます。
ボディートレーナーではないですが、解剖学なども当然のごとく学んでいますので、それなりのことを熟知して、日々お客様に関わってさせて頂いています。
最近の開脚ブームのせいか、ストレッチの一環として開脚運動を習慣化している方が、結構多いんですよね
足の角度を180度開き、上半身を床にベターっとつけることだけを目指して、開脚に精を出している方がほとんどです。
どれだけ角度をつけて開けるか…
また床に頭や肘がつくかという
柔軟性だけをひたすら追い求めていることに
少し疑問を感じたりもします。
股を開けるだけ開いた結果
内股の筋肉だけが伸びる一方で
外股側は永遠に硬いまま。
これはストレッチはバランスをとることが大切で、硬い筋肉をそのままにしたままでは、夢の股割はもちろんのこと、下半身を痩せる事は叶いません。
正しい開脚に必要な事は
先ずは骨盤をたたせる
それには…
開脚することで伸びる筋肉(内もも)ではなく反対側の縮める筋肉(お尻側)を意識すること。
またそのためには、太ももやお尻を
体の外側に向かって回転させる。
専門用語では外旋といいます。
その動きが必要になり
骨盤を立たせることになります。
本来の諧謔とは足を凱旋させた状態で
体が前に倒れること。
つまり…お尻を意識すること。
脚やお尻を外旋させた状態で
初めて体が前に倒れるんです。
それには骨盤が立たせなければなりません。
そのためには骨盤周辺を柔軟にしなければ
なりません。
それに…
ただひたすら開脚していても
内側の筋肉しか伸びません。
そして内股だけがぶよぶよして
伸びきってしまって痛めることにもなり
そして外股はカチカチ状態になります。
なので開脚で下半身をスッキリしたければ…
内側の筋肉と、外側の筋肉を同時でセットで伸ばす動きを行うことをお勧めします。