最近マイブームになっている玄米食
沖縄琉球大学で・・・
【玄米による抗肥満効果のメカニズム解明】が発表されています
玄米成分、γ‐オリザノールが高脂肪食に対する好みを和らげるということで
玄米の中にあるその成分が・・・
玄米を日々食べることによって高脂肪食習慣による脳(視床下部)で亢進する小脳体ストレスを
低下させて、高脂肪食へ依存性を軽減して、結果抗メタボ物質が豊富に含まれていることが
解ったわけです
γ‐オリザノールとは・・・
食用油1グラムのカロリーは9.1kcalで、澱粉やタンパク質に比べ倍のカロリーを
持っています。 それだけでなく、油が共存することによって、
野菜に含まれるビタミンEやプロビタミンAであるβ‐カロチンの吸収が高められます。
植物油には、多少なりともトコフェロールが含まれていますが、こめ油には、トコフェノールの中でもビタミンEとして 生理活性が強いα‐トコフェロール、α‐トコトリエノールを多く含んでいます。ビタミンEは、過酸化脂質の生成を防ぎ、リノール酸の体内で重要な生理作用をつかさどる活性物質への移行をスムーズにするほか、血行を良くし、
ホルモンバランスをとるなどの作用があります。
さらに、こめ油の中にはγ‐オリザノールという成分が、約0.2~0.5%含まれています。
これは、他の食用油にはないもので、油が酸化するのを抑制する作用があるほか
生理的に成長促進、 自律神経失調症の緩和、性せん刺激作用やビタミンEにも似た作用を持っています。むち打ち症に治療効果があるとして、 医療品としても認められています。
また、こめ油は特有の成分、トコトリエノールを多く含んでいます。
この成分は、 ストレスなどによって発生する活性酸素の害から体を守ると言われており、
近年、高コレステロール血漿や動脈硬化、 ガンなどに対する治療効果も報告されるようになり、米国を中心に注目を集めています。
このように、こめ油は構成する脂肪酸のバランスが良く、多くの栄養成分が相互作用しあって、 人間の生理に活性を与え、健康に寄与しています。
また・・・
肌の美白効果にも良く
米ヌカ抽出成分の「γ-オリザノール」は、血行をよくするとともに、皮脂の分泌を促し、
老化した角質を取り除く一方、皮膚の表面を膜で保護する働きをもっています。
また、シミの原因となるメラニン色素の成分過程の酵素 チロシナーゼの活性を阻害しその増殖を抑える美白効果もあります。
同じく米ヌカに含まれる「フェルラ酸」は、 紫外線吸収作用があり
科学的にも証明されています。
日々玄米を食べると高脂肪食を欲しがらなくなるんです・・・
沖縄県では古くから玄米がよく食べられている。胚芽を取り除く前の玄米には、γ-オリザノールが多く含まれる。γ-オリザノールは、米や米胚芽に含まれている成分で、コレステロールの吸収を抑える作用があり、医薬品にも用いられているようで・・・
琉球大学研究チームは、高脂肪食に対する嗜好性を評価するために、マウスに通常食と高脂肪食を同時に与え、自由に選択させた。マウスはヒトと同様に高脂肪食に対する嗜好性が強いということで次に、マウスに与える餌を玄米を含む餌と白米を含む餌とに分け、評価実験と同様に通常食と高脂肪食を同時に与える実験を行ったら・・・
その結果、玄米を含む餌を選択させたマウスは通常食を好んで食べ、体重増加が抑制された一方、白米を含む餌を選択させたマウスでは、このような変化はみられなかったようで
益崎教授らによると、玄米のぬかに含まれるγ-オリザノールに、高脂肪食への嗜好性をやわらげる効果があるという。それにより、脂肪分の低い食事を選ぶようになり、結果的に血糖値が下がり、体重が減ると結論付けたとあります・・・
なので・・・
玄米食に変えることでメタボが防げ美容と健康にも良い
一石二鳥の食べ物と言ってもおかしくないでしょう